【2026年10月ニュースレター】建物も『即時償却』の対象に!中小企業の大型投資を後押しする『大胆な投資促進税制』が2026年度創設

こんにちは、徳島で税理士・中小企業診断士として経営サポートを行っている逢坂剛です。
社会保険労務士の逢坂祥子と連携し、中小企業の皆さまのお悩みを解決します。
今回のテーマは、
「建物も『即時償却』の対象に!中小企業の大型投資を後押しする
『大胆な投資促進税制』が2026年度創設」です。
このブログは2~3分程度で読み終わりますので、ぜひご覧ください。
はじめに
2026年度税制改正で、建物を含む大型投資を後押しする
「大胆な投資促進税制」が創設されました。
一定要件を満たす投資計画は、
即時償却または税額控除を選択できます。
活用を検討する企業は早めに確認しましょう。
制度の概要
大胆な投資促進税制は、
正式には「特定生産性向上設備等投資促進税制」といい、
国内投資の拡大を通じて企業の「稼ぐ力」を
高めることを目的とした税制です。
これまでの設備投資税制では対象になりにくかった建物も、
一定の要件を満たせば即時償却または税額控除の対象になります。
ただし投資計画の期間中、
他の設備投資減税とは併用できない点にご注意ください。
【対象業種】
幅広い業種が対象
※風俗営業等の用に供する場合など一部業種を除く
【対象者】
青色申告書を提出し、投資計画の確認を受けた法人・個人
【対象設備】
機械装置、工具、器具備品、建物、
建物附属設備、構築物、一定のソフトウェア
【要件】
以下の要件を満たすことについて、
経済産業大臣の確認を受けた上記種類の設備
(1)投資利益率:年平均15%以上
(2)投資下限額:中小企業者等は5億円以上
(3)投資計画が取締役会等の適切な機関の意思決定に基づくもの 等
【措置期間】
令和11年3月31日までに投資計画の確認を受け、
確認日から5年以内に取得・事業供用
【措置内容】
即時償却または税額控除
・即時償却または税額控除7%
機械装置、工具、器具備品、一定のソフトウェアなど
・即時償却または税額控除4%
建物、建物附属設備、構築物
※税額控除は法人税額の20%が上限です。
ここがポイント!建物も対象に
この制度の大きな特徴は、
建物も即時償却・税額控除の対象に含まれる点です。
たとえば、工場・倉庫・店舗など、
事業に必要な建物を含む大型投資を行う場合、
要件を満たせば大きな税負担軽減につながる可能性があります。
ただし、建物のみの投資計画は対象外となりますのでご注意ください。
申請のながれ
<STEP1>
投資計画の策定:取締役会等で決議
<STEP2>
事前確認書の取得:税理士・公認会計士に依頼
<STEP3>
確認申請・確認書の取得:所轄の経済産業局へ申請
<STEP4>
設備の取得・事業供用:確認日から5年以内
<STEP5>
税務申告:確認書・事後照合書を提出
※ 申請にはGビズIDプライムアカウント取得が必要です
最後に
大胆な投資促進税制は、
建物を含む大型投資で税負担の軽減を受けられる制度です。
中小企業者等でも投資下限額5億円以上などの要件があるため、
早めにご相談ください。
質問1つからお気軽に
電話やフォームでのご相談をご希望の方はこちら
初回30分無料/秘密厳守
